答えカレル・チャペックの戯曲『R.U.R.』で使われたのが世界初。robota = 賦役労働。
📖くわしく解説します
1920年、チェコの作家カレル・チャペックが戯曲『R.U.R.(ロッサム万能ロボット会社)』を発表。人造人間を指す語として使ったのが robot でした。
語源はチェコ語 robota = 中世の農奴が領主に課された賦役労働。つまりロボットとは最初から「タダ働きさせられる存在」という意味だったのです。作中でも彼らは反乱を起こします。
この単語を思い付いたのは実は作者本人ではなく、画家だった兄のヨゼフ・チャペック。カレルが「labori(労働者)にしようか」と相談したところ、兄が絵筆をくわえたまま「ロボットにしろよ」と言ったと本人が書き残しています。
この戯曲は発表から2年で30以上の言語に翻訳され、robot という語も一緒に世界へ広がりました。単語が生まれた年月日がここまではっきり分かる例は、英語でも稀です。
チャペックには続きの逸話があります。彼は後年、「ロボットは金属の機械ではなく、化学的に合成された人造人間のつもりだった」と不満を書き残しています。今の私たちが思い浮かべる金属の機械像は、後のSF映画が作ったもの。作者の手を離れて意味が変わるという点でも、robot は robot らしい単語です。
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❓まとめ
Q. robot はチェコ語で「強制労働」。生まれたのは1920年の戯曲
A. カレル・チャペックの戯曲『R.U.R.』で使われたのが世界初。robota = 賦役労働。