答え本当です。ただし有名な「賭博に夢中で」説より、「執務が忙しくて」説のほうが近年は有力です。
📖くわしく解説します
第4代サンドイッチ伯爵ジョン・モンタギュー(1718〜1792)は実在の人物で、イギリスの海軍大臣を務めました。彼が食べていた「パンに肉を挟んだもの」を、周囲が「サンドイッチ伯爵と同じものを」と注文したことから名前が定着した——ここまでは確かです。
有名なのは「カードゲームの卓を離れたくないので、片手で食べられるものを頼んだ」という説。24時間ぶっ通しで賭博をしていた、という尾ひれまで付いています。ただしこの話の出所は、彼と敵対していた人物が書いた旅行記で、悪意のこもった噂だった可能性が指摘されています。
近年の伝記研究が支持しているのは、もっと地味な説明です。彼は極めて多忙な行政官で、執務机を離れずに食事を済ませる必要があった。つまりサンドイッチは、ギャンブラーの発明ではなく働きすぎの官僚の発明だったということになります。デスクで昼食をとる現代の会社員のほうが、よほど正統な継承者です。
ちなみに、パンに具を挟む食べ方自体は世界中にずっと前からありました。伯爵が発明したのは食べ方ではなく、あくまで名前です。同じく人名から来た服の名前に cardigan(カーディガン伯爵)、wellington(ウェリントン公)があります。
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🔊この話に出てきた英語を使ってみる
音声ボタンを押すと、ネイティブ発音で読み上げます。
I usually eat a sandwich at my desk.
たいてい自分の机でサンドイッチを食べています。
❓まとめ
Q. sandwich は、本当に伯爵の名前が由来?
A. 本当です。ただし有名な「賭博に夢中で」説より、「執務が忙しくて」説のほうが近年は有力です。