答え『セレンディップの3人の王子』という物語から、1754年にホレス・ウォルポールが手紙の中で作った。
📖くわしく解説します
1754年、イギリスの作家ホレス・ウォルポールが友人への手紙の中で、「ちょうどいい言葉がないから作った」と断って使ったのが serendipity の初出です。
元ネタはペルシア発の物語『セレンディップの3人の王子』。王子たちは旅の途中、探してもいなかったものを鋭い観察力で次々に発見していきます。セレンディップとはスリランカ(セイロン)の古称。
ウォルポール本人はこの語を数回使っただけで、200年近く辞書にも載らないマイナー語でした。科学者たちが「狙っていない大発見」を語るのにこの語を使い始めた20世紀後半から、一気に世界語に。
この語が20世紀後半に爆発的に広まった背景には、科学史の事情があります。ペニシリン、電子レンジ、ポストイット、X線——狙っていなかった発見が科学を進めてきたという自覚が広まり、それを一語で言い表す語が求められたのです。
使い方には注意点があります。serendipity はただの幸運ではありません。物語の王子たちは鋭い観察眼を持っていたからこそ偶然を発見に変えられました。つまり「偶然に気づく能力」まで含んだ語です。ただ運が良かっただけなら luck や a lucky break が正確です。
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❓まとめ
Q. serendipity(偶然の幸運)は、スリランカの昔話から作られた造語
A. 『セレンディップの3人の王子』という物語から、1754年にホレス・ウォルポールが手紙の中で作った。