答え英語には「i の音 → a か o の音」という絶対的な並び順(アブラウト重複)がある。
📖くわしく解説します
英語の繰り返し語を並べてみてください。tick-tock、ping-pong、zig-zag、flip-flop、criss-cross、chit-chat、dilly-dally、sing-song、tip-top、mish-mash。
全部i の音が先、a か o の音が後です。逆にした tock-tick、pong-ping は、意味は通じるのに耐えがたく不自然に聞こえます。
3語なら i → a → o の順(bing-bang-bong)。この規則はablaut reduplicationと呼ばれ、どの英文法書にも載っていないのに全ネイティブが100%守っています。
そして冒頭の Big Bad Wolf。形容詞の順序ルールなら bad が先のはずですが、この音のルールのほうが強いため big が前に来ます。文法より音が勝つ、珍しい例です。
この規則が守られる理由は、口の動きにあります。i は舌の位置が高く前より、a や o は低く後ろより。高い音から低い音へ動くほうが自然に発音できるため、この順に固定されたと考えられています。
同じ現象は他の言語にもあります。ドイツ語 Mischmasch、日本語の「ちくたく」「ぴかぴか」の並び。そして英語にはもう一つの並び順もあります。頭韻を踏む2語では短い語が先(bread and butter、salt and pepper、rock and roll)。文法書に載らないのに全員が守っているルールは、思ったよりたくさんあります。
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❓まとめ
Q. tick-tock、ping-pong、zig-zag が必ずこの順番なのはなぜ?
A. 英語には「i の音 → a か o の音」という絶対的な並び順(アブラウト重複)がある。
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